エクストラバトルの日に全敗した話
お久しぶりです。
約一年振りにブログを更新します。
なぜ今さらブログを更新するのかと言いますと、先日「エクストラバトルの日」なるイベントに参加し、大変有意義な時間を過ごすことができたため、その感動を文字に起こしたく本日更新するに至りました。
結果としては、3戦0勝3敗
つまり
全敗
全敗?
おかしいな、ちょっと当日のことを思い出して整理してみようか。
10月6日
そのイベントは32名の参加者を4グループに分け、1グループ8名で行われ、全員3戦できるというもの。優勝者とじゃんけん大会勝者にはプロモカードのリーリエ、アセロラ、グズマいずれかのSRが1枚手に入る。
事前エントリーで見事参加権を獲得し、仕事もちょうど休日。エクストラならばカードは潤沢、そこいらの新規ポケモントレーナーなど蹴散らしてくれよう。
そんな迸る気持ちを抑えながら前日夜10時半には床に就く。
大会開始時間は14時からだったが朝8時には起きて午前中はデッキを一人で回していた。
午後からは松戸のホビステで開催される「エクストラバトルの日」のために普段乗らない電車に乗って会場まで行った。慣れない土地だから早めに行こうと思い、13時前には松戸駅に着いてた。
空は少し曇っていて、駅前は騒がしく、よく見ると露店が立ち並んでこの日はお祭りをやっているようだった。
しかし、美味しそうな香りを放つ焼きとうもろこしや焼きそばの露店を無視し、デカいリュックサックを背負いながらガチャガチャとうるさい音を立てて歩く男が一人。
迷惑この上ない、歩く騒音である。
初めて行くカードショップ。駅から出たのはいいが方向が分からない。そして、ホビステの反対方向に向かわせようとする、バグったGoogleマップナビ。
普段、地元のジムバトルにちょこちょこ参加する程度のプレイヤーなので知らない土地で一人歩くのは結構ドキドキする。
普通に友達とか誘えばよかった。
不安を抱えながらもなんとかホビステにたどり着く。店はビルの中にあった。
エスカレーターを3、4階分登った先には小さなゲーセンコーナーがありその奥に目当てのホビーステーション松戸店が堂々と鎮座していた。
店内のデュエルスペースを覗くと卓で様々なカードゲームの対戦が繰り広げられ、空いている卓など無かった。
「もしや、遅刻して既に大会が始まってしまったのか?」とも思ったが時間はまだ13時半。
店員に確認したところ事前エントリーの参加者は時間になったら呼び出しをするとのこと。
さて、時間まで何をしよう。卓は空いていないからデッキを回すこともできないし、店内は人でごった返しているのでただショーケースを眺めているのも迷惑だ。
とりあえず店舗外の邪魔にならなさそうな通路の壁に寄りかかる。
こうして壁に寄りかかってじっとしていると謎の強者感が出てくる。リュックが邪魔なので前で背負っているから端から見たら純度100%の不審者だ。頼むからリュックを下ろして普通にしてくれ、そこの不審者。
私の周りにも、おそらくエクストラに出るであろうポケモンのTシャツを着た人や、ポケモンのバッグを持っている人達が立っている。
定刻の14時になり受け付けが始まる。参加費200円をレジで払い事前合格枠のエントリーを終えたら、次に当日枠の抽選が行われた。
32名の参加者が集まりそれぞれの名前が呼ばれる。
卓に着き、店員から大会の説明を受けプレイマットを広げてデッキのシャッフルを始める。
ここで今回使用したデッキの紹介をしよう。
以前、当ブログでも取り上げたエクストラ仕立てのみきわめルカリオデッキだ。
序盤はメレシーbreakでエネ加速して、ルカリオの特性「みきわめ」を使って無敵状態で相手に2撃、3撃と「サブマリンブロー」を喰らわせていくデッキだ。
エクストラ環境はゾロアークやゲコゾロ、ピカゼク、デデンネ等を中心に闘弱点が多く、また非GXで強いのがよるのこうしん、オーロット等、SMのカードをあまり採用しないデッキくらいなのだと考えた。
多分、大会には安定感を求めてスタンダードのTAGチームを弄ったデッキが多くなるだろうと考えたため環境の外にいて、サイドレースで有利が取れるこのデッキを選択した。
話を戻すが、初戦の対戦相手は物腰の柔らかそうなお兄さん。対戦相手として非常に好ましいタイプだ。
お互いデッキカットをしてサイドを置くまで準備をする。
店員の掛け声と共にバトルがスタートした。
後攻をもらい自分のバトル場はリオル。
対する相手はシェイミEX。
相手はバトルコンプレッサーからランプラーを3匹トラッシュへ送る。
これはよるのこうしんだ
流石にいるとは思っていなかった。
HP270のTAGチームをワンパンするのは大変だろうと思いながらも握る選択として一度検討していたよるのこうしん。
しかしシェイミEXやデデンネGXを並べなくてはいけないのでサイドレースで不利が取られやすいとも言えるデッキ。そういう評価をしていた。
相手はシェイミEXとデデンネGXをベンチに出していたので、GXとEXを3体取って勝つプランを考えた。
後攻1ターン目、こちらはせせらぎやボールでリオルとメレシーを並べて終了する。
相手はデッキがガンガン回り、よるのこうしんが大分トラッシュに溜まっていた。後半、Nを打っても強い引きができる山を作られてしまい、前のリオルもやられてしまった。
しかし、みきわめさえ発動できれば大概2ターン連続でポケモンをきぜつに持ち込める。
メレシーbreakのワザでリオルにエネをつけていく。
ここでせせらぎからディアンシー◇を出してしまうプレイミス。バチュルが闘抵抗という謎の勘違いでベンチに使わないポケモンを出してしまう。
おバカ。
エネルギーが2枚付いているリオルをグズマで呼ばれ、2体目のバチュルがリオルを倒す。
なかなかルカリオに進化できずメレシーもやられてしまう。
苦し紛れにルカリオGXでマーシャドーGXを倒すが、返しに時のパズルでダブル無色エネルギーとバチュルを回収され、よるのこうしんでゲームエンド。
最後にルカリオGXではなくルカリオを出したかったが、エネルギーが1枚足りず結局「サブマリンブロー」を打つことは一度も無かった。
結果4-6負け
2戦目、またしても後攻。相手は元気なお兄さん。今日はどうやらエクストラバトルの日もとい、お兄さんの日のようだ。
バトル場オープンしてこちらはメレシー、向こうはゼラオラGX。
闘弱点のGXはルカリオの生け贄だ。必ず倒してくれよう。
相手の先行Nに、こちらのエネルギーと進化ポケモンばかりの事故手札は流される。ありがとうN。
せせらぎが手札にきたが相手はレシゼクとボルケニオンEX、混沌のうねりをプレイして終了。
こちらのポケモンに触れる手段はせせらぎの丘のみ。しかし混沌のうねりが貼られ、ドロサポもNのみ。
ベンチを展開するためNを打つが、その手札にはたねポケモンに触れる手段は無い。
仕方なく番を終了する。
レシゼクにダブドラが付けられ、「らいえんむそう」。
ゼラオラの雷エネルギーをトラッシュしてメレシーが落ちる。ポケモンがいなくなり終了。
ものすごく速く試合が終わった。
あまりにも速く終わってしまったので一戦フリーをやった。
めちゃくちゃデッキが理想通りに回り、レシゼクを2体倒して勝つことができた。なんじゃこりゃ、普通に楽しい。
結果1-0負け
3戦目、2敗同士の戦い。
優勝はもう叶わないが一度は勝ちたい。ルカリオ君を勝たせてやりたい。
気合いを入れ直して対戦に臨む。
お互いのバトル場がオープン。こちらはメレシー、相手はサナニンフ。
無理だ
サナニンフは正直すごく辛い。
このデッキでルカリオが260ダメージ出すのは相当骨が折れる。
TAGチームをワンパンするには、
サブマリンブロー(120)+ストロング×3(60)+こだはち(30)+格闘道場(40)+ディアンシー(20)=270
多分無理だ。仕方なくワザを打っていく。
途中オカルトマニアを使ったら相手が一瞬止まったのでサナニンフを1体倒せたが、2体目をどうするか。
ここでルカリオGXを前に出すことを思いついた。「はどうげき」をかまして返しにGXを使われても200ダメージ。10残る。
ルカリオGXが耐えてくれれば「クロスビートGX」でサナニンフを倒して勝つことができる。
Nを打って相手がハチマキや闘魂のまわしを引かないことを祈りながら番を渡す。
相手は手札から闘魂のまわしをサーナイト&ニンフィアGXに付けて「ミラクルマジカルGX」。
ルカリオGX、ありがとう。
ここで試合終了。
結果6-3負け
試合後8名でじゃんけん大会が行われたが優勝者が勝ち、プロモパックは2枚とも一人の手に渡された。
いや、お前が勝つんかい。
大会が終了し、帰宅するためひとまず松戸駅に向かう。
そこらにあった家系で腹ごしらえを済ませて、電車に乗る。
この時、既に大会で全敗したことは忘れ、いつの間にか柏駅に降りていた。
時間は17時頃、ポケカの大会があるわけでもなく、用も無いのに柏駅。このまま帰るのもなと思い近くのゲーセンに入る。
データカードダス?の筐体が並んだスペースの両替機に千円札をぶちこむ。なぜだろう、体が勝手に動く。
そして、腰を降ろした目の前にはポケモンガオーレの大きな画面がある。
おもむろに100円を入れてゲームを開始する。
ルールもわからずひたすらにボタンを連打する様は不審者以外の何者でもない。
気がついたらカメックスのガオーレディスクを2枚も持っている。
ガオーレディスクってなんだ。なんでさっきまでポケモンカードをやっていた奴がディスクを持っているんだ。
11月にはシティリーグがある。switchでソードシールドの発売もある。
ポケカの練習をして備えなければならない。
ガオーレなどやってる場合じゃないのだ。
こちとら意気揚々と大会に臨みながらも全敗しているのだ。
それでもなお、真顔でガオーレをやっている。
メンタルの格が違う。
「エクストラバトルの日」、今回は全敗して少々取り乱してしまったが、できるものならまたリベンジをしたい。
最後に
テンションがおかしい状態で書いた記事なのでどうか暖かい目で読んでほしいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。